横浜山手西洋館にて開催された『花と器のハーモニー2025』において、10日間にわたり山手234番館の装飾を担当させていただきました。
お題は『長寿』
人生100年と言われる、若々しく輝く、傘寿の祝いの食卓を作りました。
こちらは、アビランドの『ダムーズ』と九谷焼を合わせてコーディネート。
認定校の先生方、ディプロマ卒業生の皆様も作品展示下さり、昨日の搬入日は文化祭の前日を思い出すような賑やかさでした。
和食器と洋食器の調和〜をテーマに、九谷焼とフランス・リモージュ磁器〈アビランド〉を用い、それぞれの特徴を生かした組み合わせのポイントをご紹介いたしました。
金沢からは、鏑木商舗の八代目がお越し下さいました。九谷焼の歴史秘話が大変興味深かったです。
金沢でテーブルや食文化で活躍中の早川由紀先生による、九谷焼を用いた初夏のテーブルも飾られ、そこには、アビランドのボヘミアン・エレガントな『ロマネ』を添えさせて頂きました。
ご参加の皆様が、日本とフランス、それぞれの伝統色や文様の相性について熱心に耳を傾けて下さいました。
また、輪島塗とも組み合わせ、漆器の扱い方や、焼失してしまった「塗師の家」のお話を通じて、改めて文化の尊さを感じるひとときとなりました。
なお、参加費はすべて、能登半島の復興支援に寄付させていただきました。
ご参加くださいました皆様に、心より御礼申し上げます。
この機会をいただきました山手234番館の館長様をはじめ、関係者の皆さまに、心から感謝申し上げます。